交野市から不妊治療でお越しの患者様からの質問

患者様からのご質問がありました。

「先生、私は妊娠しても流産を繰り返してしまうのです・・・通院しているドクターからは、不育症の疑いがあるから、専門の病院で検査してみてください。と言われました。不育症とはどんな病気なのでしょうか?」

当院の患者様の中にも、「不育症なのでは?」と悩んでおられる方がいらっしゃいます。

では今日は、不育症についてお話していきますね。

不育症とは、妊娠はするものの、流産や死産を繰り返してしまって生児が得られない状態のことを指し、2回の初期流産を繰り返した場合を「反復流産」3回以上の流産を繰り返した場合は「習慣性流産」ということもあります。

流産・死産の時期や回数による決まりは特にないようですが、2回流産あるいは死産をしてしまったら、不育症として対応するのが一般的と言われているそうです。

不育症は不妊症とは別のものとして考えられていますが、明確な線引きがあるかというとそこは難しく、着床障害などと一部重なっている部分もあるという考え方もあるみたいです。

なので、ホルモンの測定や子宮内ポリープの有無、子宮の形状を調べるなど、検査も不妊症と共通しているものもあります。

不育症の頻度は生殖年齢女性の約1%程度と考えられています。不妊で悩むご夫婦は7~10組に1組といわれているので、それに比べると不育症で悩む方はその10分の1くらいの割合。

不育症の約半分は原因不明といわれています。ホルモンの異常や子宮の形態の異常が本当に流産の原因になっているのか、まだはっきりとわかっていない部分も多いようです。

その中で、絶対とはいえないけれど、高い確率で流産してしまう因子もあるみたいです。

不育症の検査で調べる内容は、大きく分けて次のようなものになります。

①子宮のの形の異常
②ホルモンの異常
③ご夫婦の染色体の異常
④免疫の異常
⑤血液を固める働きの因子の異常

不育症スクリーニング検査

一次スクリーニング
子宮形態検査・内分泌検査・夫婦の染色体検査など

選択的検査
抗リン脂質抗体検査・血栓性素因スクリーニングなど

研究的段階の検査
内分泌検査・免疫学的検査・自己抗体など

不育症は適切に対処をすれば、次の妊娠では80%~85%のケースはうまくいくといわれているそうです。

もし、流産について不安をお持ちのようでしたら、一度専門の病院で検査を受けてみることをお勧めします。

あなたも当院の不妊治療で「卵子の質」を向上しませんか?

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)/

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