皆様は、「妊娠したい」という目標をもって不妊治療を頑張っていると思います。
それには、「行動力」が必要です。しかし、最初は目標に向かって行動していても、だんだんとペースが落ちてきたり、動かなくなってしまうことがあると思います。
なぜ?そうなるのでしょうか?
それは動作、知覚、記憶、学習、意思決定など、人間のほとんどの行動に「感情」が関わっているからです。
たとえば、辛い事、悲しい事があったりすると、感情が影響し、これまでと同じように行動することが難しくなってしまいます。
感情をつかさどっているのは「脳」です。脳がいい気持ちになれば「快」の感情、嫌な気持ちになれば「不快」の感情が生まれます。
だから、いつも脳の状態を健康に保っておくのは大切なこと。そこで、脳の健康のために取りたいのが音楽です。聴覚からの刺激は、直接感情に働きかけることがわかっています。
音楽と感情の関係は、これまでの実験では主に口頭質問による被験者の主観的な意見が採用されていましたが、近年の研究では中身が変わりました。
音楽による感情の変化やストレスの軽減は、ホルモンの分泌による生理現象ととらえることができるようになったのです。
喜びや怒りなどの感情や、生きて行く為の食べる、寝る、逃げる、性行為をする。などの行動を支配しているのは、脳の大脳辺縁系というところです。
ここから脳内麻薬物質といわれるドーパミンやβエンドルフィンなどのホルモンが分泌されています。
性行為や睡眠の多幸感はこの脳内麻薬物質によるものです。これらのホルモンが感情をコントロールし、行動を決定することになります。
音楽を聴いて気持ちよくなるのはドーパミンやβエンドルフィンといった快楽ホルモンが分泌されるからです。
大脳辺縁系で処理されるということは、音楽を聴くことが性行為や食事といった生きるうえで極めて大切なことと同じである、ということを意味しています。
また、音楽を聴くことでストレスホルモンであるコルチゾールが低下することもわかっています。ストレスを抱えている時でも、音楽がマイナスからゼロ方向へ感情を戻してくれます。
音楽の力で感情を浄化したり、前向きな気持ちへ変えたりするのに有効な方法は、落ち込んでいる時と明るく前向きな時で聴く音楽を変えることです。
当たり前のことのようですが、ちょっと意識するだけで、より音楽のもつパワーを取り入れることができます。
落ち込んでいる時に明るい曲を聴いても精神的には癒されません。まずは自分の気持ちを代弁してくれるような音楽を選ぶこと。
そうすると、「わかってもらった」という安心感が生まれます。これは、「同質の原理」といわれるものです。
そして、気持ちが落ち着いてきたら、徐々に明るい音楽に変えていきます。今度は音楽に引っ張られる形で、自分の気持ちも前向きになっていきます。
私達の行動を意思決定するのは感情です。そして感情を生み出すうえで、音楽はとても大きな役割をします。
やる気が出ない時に音楽を聴けば、快感ホルモンが分泌されて脳を前向きにしてくれます。脳は好きな音楽を聴くと、行動力を高めてくれるように機能しているのです。
「妊娠する」という目標を現実にするために、音楽を積極的に日々の生活に取り入れてくださいね(^^♪
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